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 アメリカを拠点として LOVELL DESINGS ブランドを展開しているケン・カントロ氏の来日に際し、同じシルバーを素材として扱う吉原氏との対談が実現しました。

 今回、日本で本格的にLOVELLブランドを展開するためプロモーション活動の一環で来日したカントロ氏は、自然や平和というキーワード、またデザインにストーリーを持たせるといった共通の想いの元に活動を続ける吉原氏と互いに交流を行いました。

 両氏は従来のアーティストの作品には存在しなかった新たな価値を創造しました。カントロ氏の作品は人々に自然の大切さを育ませ、自然に抱かれているような安心感を与えるのに対し、吉原氏が発案した「純銀の折り鶴」は、その作品を見れば誰もが世界平和を想い、それを願うことができます。どちらの作品にも人々の心を動かすアーティストのメッセージが込められています。

 とはいえ、初対面である両氏。また活動の場が日本と米国といった大きな隔たりがありましたが、そこはアーティスト。すぐに打ち解け、終始和やかに会話が進みました。

LOVELL DESIGNS
ケネスS.カントロ (Kenneth S. Kantro)
プロフィール
かねてから東洋文化に関心があり、ニューヨーク州立大学でアメリカ史を学び学士号及び修士号を取得後、日本人の陶工のもとで日本の陶芸と伝統美を学ぶ。
その後、素材としての金属に魅せられてテーブルウェアのデザインを手掛けるようになりました。彼のオリジナルデザインは高く評価され多くの人々に愛されている。
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 吉原氏はシルバーを粘土状にしたもの(アートクレイシルバー)を使用して制作するのに対し、カントロ氏は通常ジュエリーを制作する方法(キャスティング)を用いています。

 普段は異なる技法で制作しているいますが、今回の対談の場所となったのが、アートクレイの教室も開校している東京・新宿にある「陽だまり工房」ということもあり、カントロ氏はアートクレイに大変興味を示していました。

 ということで、吉原氏の指導の元で、早速アートクレイに挑戦していただきました。

 本来であればアートクレイシルバー粘土タイプを用いて制作していただきたかったのですが、時間の関係上、今回はアートクレイシルバーペーパータイプを使用し、吉原氏が進めている「純銀の折り鶴プロジェクト」の一環として、折り鶴にチャレンジしていただきました。
 

 このペーパータイプ、実際折ってみますと、普通の折り紙より厚いため、結構難しいものなのですが、そこはシルバーを扱うプロ。

 手際よく制作を進め、あっという間に完成。その後、銀鶴が焼成されるまでの間、吉原氏からアートクレイシルバーの性質や技法の解説を受け、カントロ氏は興味津々でした。

 さて、銀鶴の出来栄えはというと。。。  

 なかなか上手くできたようで、カントロ氏もご満悦の様子でした。また、吉原氏が制作された折り鶴はカントロ氏の奥様へプレゼントされました。

 陶芸家としての経験がある2人。今回の対談を通して、カントロ氏は陶芸の技法を用いて制作される吉原氏の作品を大変高く評価しています。また、「純銀の折り鶴」についても深い感銘を受け、今後は双方の国において互いのアーティスト活動を支援していくことを誓いました。

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